COORDINATE 2021.2.5
ファーベスト+革ジャンを使った冬のレイヤードコーディネート。
オトコらしく武骨なスタイルを叶えるメンズアウター『革ジャン』とラグジュアリーな雰囲気を醸し出す『ファーベスト』
革ジャン・ライダースジャケットの起源をたどっていくとフライトジャケットにいきつく。操縦士の防寒用にボタン留めタイプのレザーコートが誕生し、その後に開発されたレザー製のフライトジャケットが徐々にバイク乗りに広がったというのが定説らしい。
今回は、防寒にも優れスタイリッシュなコーディネートになるファーベスト+革ジャンをご紹介していきます。
コーディネートテク①:明るいブラウンのシングルライダースと陰影のあるファーベストを組み合わせコーデに武骨さとキレイめな雰囲気を
明るいブラウンのイタリアンカーフの独特なハリと光沢感、堅さがカシミヤの柔らかで温かみあるファーベストを組み合わせ冬のメンズコーデに武骨さとキレイめな雰囲気の両方をもたらす。
インナーに同系色のチェックシャツを差し込むことで上からインナーまでトーンの違うブラウンコーデがいわゆる“普通のコーデ”から差別化し、手練れ感際立つ装いに。
武骨さあるハードなコーデもイイけれど、ファーがもたらす柔らかな風合いでミックス感も欲張りたいなら是非。ベストであることがバランスを取りやすいことは計算済み。
イタリアの OILと日本の特殊WAXを配合した独特のツヤ感とハリがあるカーフ・シングルライダース。
イタリアのOILと日本の特殊WAXを配合し塗り込み熱処理する事によって、独特のツヤ感とハリが生まれ、初めは直立するほどのハリが特徴。
初めは堅いと思えるハリも、すぐにタンニンの良さを残しながら、しなやかに柔らかく経年変化し、味や風合いが増し使い手によっての変化を楽しめる逸品。
コーディネートテク②:ファーベストが革ジャンの武骨さやワイルドさを損なう前に黒のサングラスが有効
カシミヤのファーベストの柔らかい・可愛らしいさが革ジャンの持ち味である武骨さやワイルドな雰囲気を失速させてしまうと思う方は、サングラスの取り入れが有効な一手。
カーゴパンツやタフ顔のコンバットブーツのような合わせてしまうとミリタリーが強すぎてコスプレっぽく見えてしまうが、黒のサングラスなら顔周りの武骨さを重点的に後押しするだけで、この後のボトムスとシューズにこなれ感を演出できる余地やハズしを効かせる充分な遊びを残してくれる。
コーディネートテク③:在感抜群のデコラティブなTOPにはコーデをシンプルにまとめるボトムがお約束
あざとさやこれ見よがしな感じなく、素材とシルエットにこだわりシンプルにまとめるのが大人の着こなしの基本の基。TOPSがボリュームあるスタイリングも、しっかり盛った分だけ引き算するのが大人らしいコーデの秘訣。
ゆえに、ボトムと足元は、コーデをシンプルにブラックでまとめるのがお約束。やり過ぎが茶目っ気として成立する10代まで、ファーベスト+革ジャンスタイリングも大人らしいイイ按配を見極めた余裕の着こなしで差をつけたい。
Enjoy Fashion!
モデル
178cm/55kg