ITEMS: 革ジャンやレザーライダースジャケットのシミや雨染みを消す方法
革ジャンを大切に着用していても、突然の雨に打たれたりドリンクをこぼしてしまったり、シミが付いてしまう事があるかと思います。
今回はSTRUMの革ジャンに付いてしまったシミの取り方を、STRUMの代表作『Burning dyed』を使って解説致します。
シミ(雨染み)について
シミが付いてすぐの場合
シミが付いてすぐだと、その回りを濡らしてスポンジで馴染ませれば簡単に馴染みます。
シミになったところだけを濡らすと、その部分がまたシミになってしまうので、パーツ全体をぼかす感じで馴染ませることがポイントです。(馴染ませる事で革ジャンの色味が少し濃くなります)
30分ほど乾かせば馴染んでシミが消えます。
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シミが付いて時間が経過している場合
シミが付いて時間が経過してしまっている場合や食べ物のシミなどは、水で馴染ませた程度では中々取れません。
そこで今回はSTRUMデザイナーがおすすめするシミ用のクリーナーをご紹介致します。
M.MOWBRAY "サドルソープ"
M.MOWBRAY "サドルソープ" の使用方法
こちらのサドルソープを使用して、STRUM Burning dyed のシミを消して行きます。
洗う前の画像をご覧ください。ご覧の通り大きめのシミのラインが入ってしまっており、水拭きでも取れない状態です。
①革ジャンに付いているホコリを落とす
表面にはホコリや細かい汚れが付いている事が多いので、まずは綺麗なブラシでブラッシングして、付着している汚れを落とします。
②全体を水で濡らす
革ジャンを濡らすのは勇気が入りますが、Burning dyedの革は写真程度なら濡らしても大丈夫です。色味が濃くなる可能性がありますので、全体的に馴染ませるのがポイントです。まずは濡らす前に目立たないところでテストをする事がおすすめです。
③サドルソープを泡立てて洗う
スポンジを水で湿らせて、サドルソープに付けて揉むと泡立ちます。泡立ったら全体的に回しながら馴染ませるように洗います。(Burning dyedは素上げの革なので若干色移りする可能性があります)
④清潔なタオルで拭き取る
清潔な乾いたタオルをご用意いただき、泡を馴染ませるように拭き取ります。拭き取り後は30分ほど自然乾燥させてケア完了です。
ご覧の通り水拭きでは消えなかったシミが綺麗になくなりました。
是非とも参考になれば幸いです。
YouTube動画で同じ内容を解説していますので、動画でご覧になりたい方は下記よりご覧くださいませ。