STRUMの製品染め
「STRUMの製品染め」についてのご紹介です。
レザーは製作工程により、全くの別物と言って良いほど、仕上がりの見た目や着心地、そしてアタリの出方や色落ちなどに大きな差があります。
STRUMのレザーは「着込めば着込むほど、自分だけの1着に」という思いを込めて作られています。
STRUM OFFICIAL STOREで販売されているレザーウェアが、どのようにして製作されているのかを是非ともご覧下さい。
1. 下地の状態で縫製
染めた後の仕上がりが理想になる様、革の下地の状態でオイルなどを加え調整し仕上げた革で、ライダースの型に縫製します。(写真は白鞣しの下地)
2. 染色
革を染色する時と同じ様に、タイコという大きな木の樽の中で回転させながら染色します。
3. 水切り、乾燥
染め上がったライダースの水を切り
一点一点、形を整えながら、時間を掛け自然乾燥させます。
八割ほど乾燥したら、ハンガーに掛け更に形を整えます。
製品染めをする事で、1から1~2サイズ程縮みます。その事により、縫った部分にパッカリングが生じ、縮まないZIPなどがウネリ、古着の様な味が生まれます。
4. 裏地の修正と手もみ作業、最終仕上げ
完全に乾いたら、裏地の修正をし、一点一点手作業で染めたての硬い状態の革を揉みほぐします。
更に数工程の加工を加えて吟面に光沢を与え、しなやかで柔らかく仕上げます。
最後にサイズの微調整をして完成です。
この様に、STRUMのレザーウェアは数多くの過程を踏んで、1着1着手間暇を掛け仕上げています。
製品染めの醍醐味は、着込めば着込むほど、艶と味が増し、表情が変わっていくこと。
着る人のライフスタイルによって、その表情は全く違い、自分だけの1着に育って行く革ジャンです。