COORDINATE 2021.3.1
レザーONレザーの『春』コーディネート。
ついつい印象が強い冬夏のメインシーズンに重宝するアイテムに目がいきがちだが、年間でみると活躍するのはほんの2、3ケ月だけ。
実は夏や冬の間にあたる微妙な気温の期間こそ1年間の半分にあたる最も長いシーズンで、そこに対応する服に投資することには非常に大きな価値がある。
今回はそんな約半年間、最高に使えて鮮度のあるレザーのオーバーカーディガンをご紹介していきます。
春コーディネートテク①:ゆったりしたサイズ感のNEWアイテムは、春らしいビビットなカラーをチョイス
春の新作らしい軽やかさを備えながら、秋コートとしても違和感なく使えるオトナな雰囲気が漂う絶妙なバランスに仕上げられたオーバーサイズのカーディガンは、鮮やかなブルーをチョイス。
季節が変わるタイミングでビビットなカラー、特にブルー系は取り入れやすいと思うのでぜひお試しあれ。
カーディガンの特徴のノーカラーデザインなどはキープ、カジュアル使いしやすいように余計なディテールを省くことで洗練された印象に仕上げられている。
イタリアのOILと日本の特殊なWAXを配合した、独特なツヤとハリを持つウエスタンシャツ
地生のカーフの牛革原皮を日本国内でタンニン鞣しした革を使用して、加工しながら染料染色。
イタリアのOILと日本の特殊WAXを配合し塗り込み熱処理する事によって、独特のツヤ感とハリが生まれます
タンニンの良さを残しながら、着用を続けるとしなやかに柔らかく経年変化し、味や風合いを存分に楽しんで頂ける『究極の自ら育てるレザー』
スエードとは思えない、滑らかで品のある質感で着物とニットカーディガンを組み合わせたデザインの『KURT』(カート)
シルエットはオーバーサイズのドルマンスリーブのドロップショルダー。
前立ては襟無しで、着物の前合わせのようなディテールでフロントには大きなスラッシュポケットを配し、バックは同位置で切り返しをいれてアクセントに。
春のコーディネートテク②:スエードと表革のレザーONレザーを着こなそう
春一番の風すら防寒してくれるレザーONレザーのテクニックは、スエードと表革の組み合わせがすんなりまとまることが多い。
なぜなら質感の違いがハードになり過ぎずフォーレスト感がプラスされる。
ノーカラーのアウターには、Tシャツはもちろんのこと、スウェットやフーディ、オーバーサイズのカットソーなどはもちろんだが、インナーにレザーをインサートするテクニックで軽やかな着心地ながら、男らしい重厚感のあるスタイリングが完成する。
春コーディネートテク③:ボトムは、敢えて同系色をチョイスしてブルー系で統一感を出して、足元はスニーカーで抜け感を出す。
冬であれば、ブラック系のダークなボトムを合わせたいところだが・・・スエードのブルーの発色を活かしたコーデには、同系色のユーズド感あるデニムを合わせることでアウターだけが目立つ見え方を統一感でワンランクアップ!
そして最終仕上げは、足元のスニーカーで春ならではの抜け感を作ることをお忘れなく。ブーツを合わせないことでレザーONレザーのハードな印象を緩和している。
Enjoy Fashion!
モデル
182cm/65kg