COORDINATE 2021.7.5
ラフに気負わず、さりげない着こなしができるSTRUM JEANSシーズンモデルの『BOXY IGGY』
コーデ次第でキレイめにもラフにも振れ、様々な切り口でシンプルなスタイリングの底上げを可能にするSTRUM JEANS
今回は、STRUMシーズンモデルの『BOXY IGGY』のコーデとデニムパーツにクローズアップしてご紹介していきます。
着こなしのコツ①: タックインでオーバーサイズのジーンズスタイルに変化をつける。
脇役と見せかけるインナーのVネック半袖TEEの着こなしが今回のコーデのポイント。
オーバーサイズめのデニムのウエストをしっかりとバックのベルトを奥から2番目程度、レザーベルトでしっかりと絞り、フロントのみをタックインさせる。
タックインが全体のルーズシルエットをきちんと感を出しつつ、オヤジっぽくならキレイめな印象とカジュアルな抜け感を両得した着こなしに。ドレープを作りながらイイ感じにたるみを持たせた、こなれ感たっぷりのタックインにご注目。
STRUM JEANSの全てのシリーズのコインポケット口につけられたジャーマンシルバー製のパーツ・・・とは?
テレキャスタータイプのピックガードをモチーフにしたジャーマンシルバー製のパーツは、2021SPRING/SUMMERより本格的にスタートしたSTRUM JEANS全てのコインポケットに付けられたアイコン。
今回は、こちらのパーツをクローズアップしていきます・・・。
STRUMのブランド名にも大きく影響している、パンクバンドTHE CLASHのボーカル兼ギタリストのJOE STRUMMER がメインギターとして愛用していたのが、1966年製の"フェンダー・テレキャスター"で『ストラマキャスター』と呼んでいた。
このギターのピックガード(=ギターのボディ上、弦の下に配された合成樹脂等の薄板のこと)をモチーフにしています。
JOE STRUMMER の愛用のギターについても少し触れて・・
●1975年に入手し、CLASH加入後にグレーの上に黒を重ねてリフィニッシュ。
●1978にはブリッジは独立サドルの物に、またチューニング・ペグも初期のクルーソンタイプから当時の物に取り替えられ、大きなクエスチョンマークがボディ裏に。
●1979年には "NOISE" の文字がボディ上部にスプレーラスタ旗のステッカーがピックガードのホーン部に貼られ"Ignore Alien Orders" のステッカーがブリッジの上部に。
これ以降ギターの構成はCLASHが解散後も終生このままで、ステッカーが追加されただけである。黒の塗装はSTRUMMERの激しい演奏により徐々に剥げ、下塗りのグレーやオリジナルのサンバースト、さらには木地まで現れている。
フェンダー社は後に、メキシコ製テレキャスターをベースに、塗装の剥げやパーツの錆などでこのギターのイメージを再現したJOE STRUMMER テレキャスターを2007年にCLASHデビュー30周年記念で復刻した経由がある。
着こなしのコツ②:シンプルにブラックシャツを羽織ることで、力の抜けた落ち感ある着こなしに
カラダのラインを拾わないほどゆとりと光沢ある黒シャツとボックスシルエットのデニムパンツののシンプルなコーデ。
コットンとレーヨンの糸を綾織りすることにより、光沢感が生まれ、上半身たるみを持たせたシャツのシルエットが大人のゆとりさえ感じる着こなしに。
ともすると単調になりがちなシンプルなモノトーンコーデにタックインでアレンジを加え、表情のあるスタイリングに仕上げている。Tシャツのタックインと共にウエスト周りにこなれ感をもたらしたベルトも◎
着こなしのコツ③:体型カバーとスタイルアップが叶う『BOXY IGGY』ジーンズ
スキニージーンズよりも体型カバーに優れ、シンプルなストレートやバギーよりも個性が発揮できる『BOXY IGGY』ジーンズ。
肌の露出が増えることでカラダのラインや体型が顕著になる夏のコーディネートの場合はことさら、デザインギミック溢れるこのジーンズが高い潜在能力を発揮する。
ウエスト周りはフロントボタン、バックのベルト、STRUM定番のクロスベルトで絞りウェスト位置を高めにすることで脚長効果とキレイ目なモード感を演出できる。
少し裾がテーパードしているので、靴の上に自然と溜まり、裾の落ち感も大人のデニムを味わえる。
Enjoy Fashion!
モデル
178cm/55kg