COORDINATE 2021.7.21
軽やかでアクティブな雰囲気を高めてくれる『ショートパンツ』
夏に向けてSTRUMでもショーツをピックアップ。
レザーとの相性も実は、とても新鮮でこの時期にしかできない組み合わせ。
今回は、STRUM スタンダードのジャパンカーブを使ったGジャンタイプにショートパンツのコーディネートとグッドイヤーウェルト式製法とは・・・?をご紹介していきます。
着こなしのコツ①:黒ショートパンツの柔らかい素材とは、違う『硬さ』のある素材を合わせよう。
まず、足を出すことに慣れていない方やスウェット素材のボトムが難しいと思っている方は、膝頭が隠れるか隠れないかの丈をチョイスすると小僧感が払拭されます。
次にアウターや足元の靴は、同じスポーティで柔らかい素材を避けて光沢感やレザーなど違素材で硬さがあるアイテムと合わせると一気に部屋着やラフで可愛らしいイメージが骨太な男感が生まれる。
STRUMのブーツで使われている、『グッドイヤーウェルト式製法』・・・とは?
革靴のアッパーとソールをジョイントする方法のひとつであるグッドイヤーウェルト製法。
インソールに取り付けたテープ状のリブとアッパー、ライニングとウェルトをすくい縫いし、その後アウトソールとウェルトを出し縫いする。
アッパーとアウトソールを直接縫合せず、ウェルトを介してくっつけているのが特徴。
グッドイヤーウェルテッド式とも言いますが、略してグッドイヤー製法とも呼ばれています。
19世紀初めごろ、米国のチャールズ・グッドイヤー二世が、それまで手縫いだった靴を機械化に成功したためこの名が付きました。
近代のセメント式などの簡素化した製法に比べ、職人の技術が重要なことと多くの部品と手間がかかるため少なくなりましたが、その分たいへん丈夫で長持ちする、しなやかな靴が出来上がります。
現在グッドイヤーウェルト製法は、英国靴を代表する製法として有名。頑健な造りと特徴的なコバは、革靴の伝統性を示す象徴ともなっている。
もちろんイギリスだけでなく、アメリカやイタリア、日本においても本格志向のブランドでは必ずと言っていいほど採用されている製法だ。
着こなしのコツ②:黒のオーバーサイズのトップスでリラックス感のあるメンズコーデに
オーバーサイズのトップスとショートパンツをセットアップの様に合わせて。
一見スウェット素材同士は危険?と思われがちですが、モノトーンで合わせることにより、シャープで都会的な印象で部屋着感を出しません!
体型カバーにも重宝するオーバーサイズでも黒なら、印象の引き締め効果も抜群でリラックス感も醸し出せ、両得が可能。
裾や袖口のレイヤード風の白が、全体の重さを一気に軽くしてくれます。
ブーツのソールとのカラーバランスも◎
着こなしのコツ③:足元には、ラフでカジュアルでありつつ本格派のブーツでコーデを締める。
コーディネートの最後は、やはり足元で変わります。
今回は、上下ともにスウェットのカジュアルでスポーティな素材であることやトップスとのボリュームバランスを考慮して、シボ感が特徴で光沢感もあるシュリンクホースハイドのライダースブーツでコーデをしめて。
ヴィブラムソールがカジュアル感を残しつつも、本格的な手法で作られた存在感あるブーツがスタイリングをランクアップさせてくれる。
Enjoy Fashion!
モデル
178cm/55kg